見えないところで進化する、Webの裏側の話
Webのこと
2024.09.02
こんにちは、台風10号の進路が福井県を通過するというニュースを聞き、不安な日々を過ごしていましたが、幸いにも熱帯低気圧となり、その勢いも弱まって一安心な今日この頃です。
テレビやニュースで台風の状況を見聞きすると、「きっと見えないところでたくさんの人たちが尽力しているんだろうなぁ…」と、改めて感謝の気持ちが湧いてきます。
さて、普段目に見えないところで頑張っているものとして、Webサイトの裏側でも同じようにたくさんの努力がされています。
私たちがインターネットを快適に使うためには、見えないところで支えてくれる技術が欠かせません!
ネットで何か新しいことがあると、SNSやアプリのアップデートが思い浮かぶかもしれませんが、実はWebの裏側でも日々新しい技術やツールが登場しているんです。
今回は、その中でも「jQuery(ジェイクエリー)」というツールを通じて、そんなWebの裏側のお話をお届けしたいと思います。
そもそもjQueryって何?
jQuery(ジェイクエリー)は、Webページをよりスムーズに、そして簡単に作るためのツールです。
2006年に登場し、多くのWeb開発者にとって不可欠な存在となりました。
jQueryを使うと、たとえばページにアニメーションを追加したり、入力内容のチェックを自動で行ったりと、さまざまな機能を簡単に実装できるようになります。
言ってみれば、Webページに「ちょっとした魔法」をかけるための道具です。
Web制作でのjQueryの存在感
Webの裏側で使われている技術は数多くありますが、その中でもjQueryはとても広く使われています。
実際、Webサイトの約76.1%でjQueryが使われていると言われています。
つまり、私たちが日常的に目にしている多くのWebサイトで、jQueryがその便利さを支えているのです!
長らく動きのなかったjQueryが進化!
jQueryは長らく大きな更新がなかったのですが、今回「jQuery 4」という新しいバージョンが登場します。
実は、最後に大きなアップデートがあったのは2016年のこと。
それ以降、大きな変化はありませんでした。
ですので、jQuery 4の登場はとても大きなニュースです。
jQuery 4の改善点とは?
jQuery 4では、以下のような改善が予定されています。
・速度の向上::より速くWebページが動くようにすることで、ユーザーに快適な体験を提供します。
・使いやすさの向上::開発者が使いやすいように、コードの書き方や機能が改良されます。
・安全性の強化:セキュリティ対策が強化され、安心して使えるWebページを提供します。
jQuery 4は誰に関係あるの?
「Webページを作る人向けだから、自分には関係ない」と思うかもしれませんが、実は関係があります!
jQueryが使われることで、普段私たちが使うWebサイトやアプリがもっと便利で快適になります。
たとえば、ネットショッピングのページがスムーズに動いたり、アンケートの入力が簡単になったりします。
Webの世界では、私たちが見えないところで技術が日々進化しています。
jQuery 4は、その進化の一部であり、私たちのWeb体験をきっとより良いものにしてくれると思います。
これからも、Webの裏側で起きている技術の変化に少しだけ注目してみてくださいね!
投稿:みやひつじ