今年からウェブアクセシビリティが義務化される話
Webのこと
2024.02.16
こんにちは、新人コーダーです。
みなさんは、「2024年4月からウェブサイトのウェブアクセシビリティが義務化される」という話を耳にしたことはありますか?
Web制作など、IT業界に携わっている方であれば聞いたことがあるかもしれません。
「本当に義務化されるの?」とか、「義務化は4月ではなく6月から」、など様々な記事があり、実際のところどうなるかは気になるところではありますが、
今回の件はウェブアクセシビリティについて関心を示すには良い機会だと思っています。
そもそも、「ウェブアクセシビリティってなに?」って方も多いのではないでしょうか。
ウェブアクセシビリティとは
「ホームページを利用している全ての人が、心身の条件や利用する環境に関係なく、ホームページで提供されている情報や機能に支障なくアクセスし、利用できること」を意味します。
(外務省のホームページ「ウェブアクセシビリティ」より抜粋)
難しく聞こえるかもしれませんが、簡単に言うと「全ての人が等しくウェブサイトを閲覧できると幸せだよね!」って感じです。(あまり変わらないか…。)
その理念のもと策定されたガイドラインのことです。
どういったことがウェブアクセシビリティに繋がるかと言いますと、ウェブサイトに表示される画像で例をあげましょう。
例えば視覚障害などにより、スクリーンリーダーなどの読み上げ機能を用いてウェブサイトを閲覧している方がいるとします。
そうなってくると、画像というのは「目が見える」または「画像が正しく読み込まれる」ことが前提ですので、そのような場合に備えて代替テキスト(alt属性)を画像に入力しておくことで代替テキストが読み上げられ、どのような画像が埋め込まれているのかを正しくユーザーに伝えることができます。
ウェブアクセシビリティを向上し維持していくことはSEO対策にも関わり、ページ閲覧数の増加にも繋がりますので積極的に取り組んでいきましょう!
ウェブアクセシビリティについて興味が出た方は、デジタル庁より「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」が公開されておりますので、ぜひご覧になってみてください。
それではまた!
投稿:みやひつじ